「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」

概要

*インターメディアテクは6月24日より再開館いたします。金曜日・土曜日は、通常20時閉館ですが、当分の間19時閉館といたします。 東京大学は明治10(1877)年の創学以来、数多くの学術文化財を蓄積してきた。これらは、たしかに過去の遺産である。しかし、同時にそれは、われわれが現在から未来に向けて活用すべきリソースでもある。このことを実証してみせるべく、われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、それらを現代のニーズに叶うよう、「ReDESIGN+」すなわち装いを改めて再利用することにした。「インターメディアテク」が旧東京中央郵便局舎という、かけがえのない歴史遺産の「転生」と「継承」の上に建つように、古い建物を改修し、新しいミュージアムへと生まれ変わらせる。これもReDESIGN+である。しかし、だからといって、ReDESIGN+を、ただ単なる装いの改変と考えてはならない。ReDESIGN+は、日本語の「デザイン」という言葉がそうであるように、見かけの問題であると同時に、モノの見方や世界の見方に関わる認識論的な問題提起でもある。展示物の配置にあたっては、来館者導線を想定するという常套的手法をあえて採用しなかった。自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。「インターメディアテク」の目指すものはそこである。展示スペースは、旧局舎が昭和初期を代表するモダニズム建築であるという与件を踏まえ、レトロモダンの雰囲気を醸し出す空間演出をデザインの基調としている。展示空間内は、建物のオリジナル・デザインを尊重し、21世紀の感受性に働きかける折衷主義的様式美——仮称「レトロ・フュチュリズム」——の実現を企図した。このことにより、19世紀から21世紀まで、足かけ三世紀に亘る時代を架橋して見せる。それが「インターメディアテク」のデザイン戦略の基本となっている。この企図に従い、博物館に保存蓄積されてきた戦前の木製什器をReDESIGN+し、積極的に再利用した。一方、モダンの感覚を生み出しているのは、肉厚グリーンガラスを主材料とする組み立て式展示ケースである。それらは「インターメディアテク」オリジナルのプロダクト・デザイン研究の成果の一部である。このような基本理念としての「ReDESIGN+」と基調としての「レトロ・フュチュリズム」のうえに、常設展示の中核をなすのは、総合研究博物館の研究部ならびに資料部17部門の管理下にある自然史・文化史の学術標本群である。ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカ、アシカの現生動物、さらには幻の絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)などの大型骨格については、本展示が最初のお披露目の場となる。また、(旧)医学部旧蔵の動物骨格標本と教育用掛図も、本格的な公開は今回が初めてとなる。もっとも体重が重いとされる絶滅鳥エピオルニス、もっとも身長が高いとされる絶滅鳥モアの巨大卵殻、世界最大のワニと目されるマチカネワニの交連骨格、さらにはペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された南北アメリカ大陸最古の金製王冠、人類進化の歴史を塗り替えたラミダス原人化石歯の第一号標本、19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクション、世界最大金塊、世界最大白金塊、弥生時代の名称の起源となった第一号壺型土器など、専門研究の枠を超え、社会的に大きなインパクトを与えた歴史的標本は精巧なレプリカで見ることができる。 歴史的な標本として博物館資料部岩石・鉱床部門所蔵の「被爆標本」も特記に値する。被爆直後に東京帝大の学術調査隊が長崎浦上天主堂で回収した「獅子頭」は、「被爆標本」コレクションのなかでも、出自来歴を確認することのできる貴重標本のひとつである。総合研究博物館小石川分館に収蔵されていた、明治・大正・昭和前期の歴史的な学術文化財コレクションも、収蔵用什器を含め、展示に供されている。 また、学外の機関・団体からのコレクションの寄託ないし貸与もいくつか実現した。主なものとして、財団法人山階鳥類研究所の所蔵する本剥製標本(多くは昭和天皇旧蔵品)、江上波夫収集の西アジア考古資料コレクション、岐阜の老田野鳥館旧蔵の鳥類・動物標本、江田茂コレクションの大型昆虫標本、仲威雄収集の古代貨幣コレクション、奄美の原野農芸博物館旧蔵の上記マチカネワニを挙げることができる。 資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた現代社会にあって、蓄積財のReDESIGN+活用は人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても過言ではない。そうした認識に立って、われわれは先端的なテクノロジーと伝統的なモノ作り技術の融合を図りながら、今後の活動に取り組んでいくことになる。われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、来るべき世代に向けてのささやかなメッセージが込められている。 会場:COLONNADE 2 COLONNADE 3 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

3D: 建築3D: インスタレーション3D: 陶芸

スケジュール

2013-03-21 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

ギメ・ルーム開設記念展 「驚異の小部屋」

概要

*インターメディアテクは6月24日より再開館いたします。金曜日・土曜日は、通常20時閉館ですが、当分の間19時閉館といたします。 東京大学総合研究博物館は、仏リヨン市より、アジア美術の蒐集家として知られるエミール・ギメゆかりの古展示ケース6台の寄贈を受けた。「ギメ・ルーム」に設置された大型ガラス・ケースは、100年以上前にリヨンのギメ博物館のために特注されたものである。ギメの誂えたケースは、東アジアの文物を展示するため擬アジア様式で作られている。フランスにおける「ジャポニズム」の遺産として、特段の価値を有する所以である。われわれはその展示ケースに、自然史から文化史まで、選りすぐりの学術標本コレクションを収め、一般公開することにした。展覧会開催を目的とする美術品や文化財の貸借は枚挙にいとまない。しかし、それらを収める「器」が地理的・時間的な隔てを超え、文化交流の媒体となる例は稀である。極東アジアの美術を収めるためフランスで製作されたギメ博物館の什器。それが日本へ運ばれ、21世紀の展示ケースとして第二の「生」を得る。3世紀を跨ぐ日仏学術交流が晴れてここに実現したのである。 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

3D: プロダクト3D: 陶芸

スケジュール

2015-10-02 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「医家の風貌」展

概要

*インターメディアテクは6月24日より再開館いたします。金曜日・土曜日は、通常20時閉館ですが、当分の間19時閉館といたします。 昨年夏のことである。東京大学医学部附属病院より四十四点の肖像画が、八点の肖像彫刻と併せて、総合研究博物館へ管理換となった。肖像画コレクションは病院内科講堂演壇背面の大壁面に掛け継がれてきたもので、五段にわたって居並ぶ歴代病院長の肖像群は、医家の権威と教育の歴史を伝える見事なパノラマを構成していた。「階段教室」式講堂空間の高所に架蔵されていたことから、長期に亘って手つかずのままあった。そうした環境がむしろ幸いし、病院長職の系譜を完璧に辿ることができる。これは公式肖像画遺産の存在様態として稀有のことと言って良い。博物館ではすぐに、積年の塵埃を払い、画面の修復作業を始めた。いまだ途半ばの状態ではあるが、修復家鈴鴨富士子氏の協力を得て、作業の成果の一端を一般に公開することとした。コロタイプ版と油彩画の違いはあるが、いずれの作品も眼前で間近に見られる機会が、これまでなかったものである。※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2016-12-03 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「第42回ストリートギャラリー」

概要

海外からも多くの方が東京を訪れることが期待される中、本ギャラリーでは東京の玄関口である丸の内において、国内外で高い評価を受けている指折りの日本人アーティストによる作品展示を行います(一号館広場設置作品除く)。具体的な展示作品は、彫刻の森が所蔵する日本の近代彫刻を代表する巨匠達の作品をはじめ、前回の展示に引き続き、草間彌生氏の「われは南瓜」や三沢厚彦氏のAnimalシリーズの新作、加藤泉氏、金氏徹平氏、桑田卓郎氏といった世界で活躍するアーティストが丸の内ストリートギャラリーの為に制作した作品の数々をご覧頂けます。 ※会期終了日は2021年10月予定です。

メディア

3D: 彫刻・立体

スケジュール

2018-11-05 - 2021-10-01

入場料

無料

会場

丸ビル

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「ケ・ブランリ・トウキョウ『聖霊の声――「驚異」の島マダガスカルより』」展

概要

*インターメディアテクは6月24日より再開館いたします。金曜日・土曜日は、通常20時閉館ですが、当分の間19時閉館といたします。 第七回ケ・ブランリ・トウキョウでは、マダガスカルの祭具類を展示します。「船乗りシンドバッドの冒険」には、象を鷲掴みにして空中高く舞い上がる巨大な鳥が登場する。この種の怪鳥譚は、「ガルーダ」「ルフ」「ロック」など、場所に応じて鳥の呼び名こそ違え、東南アジアからインドを経てアラブ世界まで、広く民間に流布する。13世紀のマルコ・ポーロは、『東方見聞録』のなかで、怪鳥がアフリカ東端部の「モガディシオ」(現在のソマリア)に棲息するという伝聞を記しているが、音韻の類似からそれを「マダガスカル」と取り違える者がいた。大航海時代以降、船乗りも、冒険家も、皆が「マダガスカル」を復唱したことから、いつしかそこが怪鳥の住処とされるようになった。西洋人が近世に入ってからもなお、「マダガスカル」を驚異に満ちた島と信じ続けた所以である。実際、アフリカ大陸南東部沖4百キロメートルほどの場所に位置する「マダガスカル」は、南北に長い島であるというだけでなく、標高3千メートルに近い三峰を有する地勢のゆえに、多くの固有種を含む稀少な動植物相の宝庫として知られる。西インド洋に浮かぶ島には、紀元前4世紀には東南アジアのボルネオ島から偏西風を利してオーストロネシア系の人々が来島しており、そこに10世紀頃から東アフリカのバントゥ系の人々が加わって、独自の東南アジア=アフリカ混淆文化が誕生した。そのため、「マダガスカル人」と総称される人々の精神生活は折衷的で、複雑なものとなった。ばかりか、宗教や呪術や儀礼の写し鏡である祭具類もまた、他所に例を見ぬ、特異な造形に結実することになったのである。使われている素材には、たしかにアフリカの部族美術と通有なものが多い。しかし、輪郭やマッスの処理法に認められる繊細な細工は、紛れもなくアジア的である。マダガスカルの「驚異」は自然相のみに止まらない。 会場: インターメディアテク2階「SPECOLA(スぺコラ)」 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

3D: 彫刻・立体3D: 工芸

スケジュール

2019-04-16 - 2021-04-04

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「かたちときもち 吉の毎日」展

概要

*6月1日より再開致します。 折り、 包み、 結ぶ。日本には、 簡素な所作で丁寧に心と心を伝えあう、 美しい文化があります。贈答の際の包みと結びの礼法の「折形おりがた」は、現代を生きる私たちの営みの中で日々息づいています。本展では、 その知恵と美意識に育まれ今を生きる、「かたち」と「きもち」をご紹介します。 [関連イベント] 1. オープニングトーク&ギャラリーツアー 折形とは何か、 また本展ができるまでのお話と、 本展会場でのギャラリーツアー。 日時: 2020年4月11日(土)10:30-12:00 会場: 無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Lounge およびGallery2 講師: 山口信博(折形デザイン研究所主宰) 定員: 35名(参加無料・要事前予約) 2. ワークショップ「折形で包む贈り物」 贈る物のかたちや用途によって変わる結びやその意味を学びながら、 母の日や父の日の贈り物を折形で包み結ぶワークショップです。 日時: 母の日編:2020年5月9日(土)1. 13:00-14:30 / 2. 16:00-17:30 父の日編: 2020年6月20日(土)1. 13:00-14:30 / 2. 16:00-17:30 会場: 無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Lounge 講師: 折形デザイン研究所/山口信博+山口美登利+西村優子 定員: 各回12 名(要事前予約) 参加費: 2,000 円 対象年齢: 小学3年生以上(小学生以下は保護者同伴) ※イベント詳細やお申し込みは、 公式ウェブサイトからご確認下さい。

メディア

2D: グラフィックデザイン3D: プロダクト3D: 工芸

スケジュール

2020-03-13 - 2020-10-11

入場料

無料

会場

ATELIER MUJI GINZA

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「白 の中の白 展 ―白磁と詞(ことば) という実験。」

概要

*6月1日(月)より再開致します。 ATELIER MUJI GINZA Gallery1では、 モダンデザインが発見した「白」を、 現代の私たちの眼で再発見する展示を開催します。白いキャンバスに白い方形を描いた作品『White on White』(1918)で、 絵画の世界に衝撃を与えたロシア、 シュプレマティズムのアーティスト、 カジミール・マレーヴィチがデザインした白のティーセットにはじまり、 バウハウスの影響のもと、 シンプルなフォルムを極めたトゥルーデ・ペートリの『ウルビーノ』シリーズ。 そして、 日本のプロダクトデザインの巨匠、 柳宗理、 森正洋らによる普段使いのモダンな白磁まで。 会場には、 モダンデザインの貴重なプロダクトを所蔵することで知られるインテリアデザイナー、 永井敬二氏のコレクションのなかから、 白い器を中心に50点以上が一堂に会します。

メディア

3D: プロダクト3D: 工芸3D: 陶芸

スケジュール

2020-03-13 - 2020-10-18

入場料

無料

会場

ATELIER MUJI GINZA

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「東大植物学と植物画――牧野富太郎と山田壽雄」

概要

「山田壽雄植物写生図」は、2017年冬に東京大学総合研究博物館のバックヤードから発見されました。制作者の山田壽雄 (1882-1941年)は、明治の終わりから昭和初期にかけて活躍した植物画家で、植物学者・牧野富太郎 (1862-1957年)による著名な『牧野日本植物図鑑』(1940年 北隆館)の図を分担作画した人物です。着色図367枚、単色図167枚の計534枚を数える本植物写生図の多くには、作画した年月日とともに、描かれた植物を入手した経緯が背面に書かれています。それらの記載から、1909年から1937年にかけて制作されたものであることが確認できるほか、しばしば山田が牧野に同行して植物を入手したり、小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)で牧野が採集した植物をもらい受けていたりしたことがわかります。 本写生図の多くは『牧野日本植物図鑑』や、牧野の他の著作『図説 普通植物検索表』 (1950年)あるいは『原色 日本高山植物図鑑』(1953年)の図と構図が酷似しており、それらの原図を作成する際の下図あるいは参考図として用いられたものと考えられます。したがって、山田による本植物写生図は、植物を忠実に描写した優れた植物画であるばかりではなく、『牧野日本植物図鑑』をはじめとする、牧野の著作物の成立過程を明らかにする上で重要な情報をもつ資料としても価値が高いと言えます。 本展示では、植物学者・牧野富太郎と植物画家・山田壽雄の協働から生まれた本写生図のなかから、60点の着色画を初めて展示公開いたします。東大植物学とその発展を支えた植物画制作の歩みを示すこの貴重な新出資料を、皆様にご覧いただければ幸いに存じます。 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-06-24 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「遠見の書割――ポラックコレクションの泥絵に見る「江戸」の景観」

概要

この度の特別展示では、「東海道五十三次」を含む泥絵と「東海道分間絵図」を合わせて展示し、江戸時代の様々な地点から遠望する景観を紹介します。 加賀生まれの国文学者藤岡作太郎(1870—1910)は、幕末の「泥絵」を「遠見の書割」と断じた。浮世絵とともに江戸町人文化の一翼を担った洋風画についての、実に的確な評言と言える。それを「土呂絵」と呼んだのは、あの岸田劉生(1891—1929)であった。蛤貝から作る胡粉が下地に使われていることから「胡粉絵」とも、芝明神前が商いの中心であったことから「芝(司馬)絵」とも呼ばれた。いずれにしても、民草の土産物以上のものと目されることがなく、等閑に附されて久しかったのである。 しかし、近年、欧米を中心に評価が変わりつつある。浮世絵が辿ったのと同じ途を「泥絵」もまた踏み始めたのである。洋風画の一ジャンルである「泥絵」のなかで、とくに「江戸」の景観を描いたものを、京都の円山応挙(1733—1795)の「覗き眼鏡絵」に由来する上方系、佐竹曙山(1748—1785)、小田野直武(1750—1780)の「秋田蘭画」の流れを汲む秋田系、蘭画の影響を受けている長崎系などと区別して、「江戸系の泥絵」と呼ぶ。 「江戸系の泥絵」に描かれているのは、富士を遠望する、旗本や大名の屋敷の眺めである。水戸徳川の上屋敷をはじめとする武家屋敷の遠望がしばしば画題に採られており、江戸城の描き込める桜田門外の浅野、黒田の両家上屋敷もよく描かれた。覗き眼鏡を使う「鏡絵」として鑑賞される機会も多くあったようで、そうした場合には、左右逆転が起こる。また、地方の武士が江戸登城記念の土産物として持ち帰るための一枚絵のように、正しい向きで描かれるものあった。同一の画題で正位置とそうでないものの二種が残された所以である。 「泥絵」の最大の特徴は、画面全体を支配する冷たく澄んだプルシャンブルーにある。もともとは露草の花からとった藍色染料が使われていたようであるが、1820年代末にプロイセン製の「青」が持ち込まれると、舶来化学染料の方が便利だということになった。安手の「泥絵」に向いていたからである。あの平賀源内(1728—1780)が、「ベレイン・ブラーウ」と呼んでいたもので、それが「泥絵」の画材とされる「ベロ藍」の語源となった。 水平線を画面の低い位置に取り、洋風の一点透視画法で俯瞰的に描く。武家屋敷の建物の表現は画一化され、点景人物もスルメやキノコに喩えられるほど簡略化される。こうした描画上の特徴は、量産品を手がける逸名職人の仕事によく見られる。事実、「泥絵」の制作者で名を残した者は少ない。大方が無名者であるなかで、例外的に多くの落款を残しているのは、「司馬口雲坡」である。この絵師の名は、地名の「芝」を「司馬」と記している。それは芝新銭座に居を構え、字を「江漢」と号した司馬江漢(1747—1818)にあやかりたいとする、泥絵画工の心根の顕れであった。 画面上部を覆う濃藍色の空と、地平線に向かう白色のぼかし。銭湯の壁を飾る「富士のポンチ絵」同様、紋切り型表現を特徴とする「泥絵」は、時間を超えて永続する、観念としての都市を描き出してみせている。抽象的な風景画と言ってもよい。都市景観を一個の観念として表した画像を買い求めたのは、「江戸」から帰郷しようとする地方出身者たちである。日本橋から東海道で品川へ向かう道すがらの芝明神前が商いの中心地であった。「泥絵」は旧習からの脱却を願う新興勢力の感覚に応えるものであったが、御一新以降、姿を消していった。そのことは永遠なる都市としての「江戸」の消滅を意味していた。 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング2D: 日本画

スケジュール

2020-06-24 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

東京大学=ヴュルツブルク大学連携特別展示「レントゲン――新種の光線について」

概要

このたび東京大学はユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルク(ヴュルツブルク大学)と連携し、レントゲンのX線発見125年を記念した特別展示を開催することになりました。この特別展示は東京大学総合研究博物館が「博物誌シリーズ」として展開している連続特別展示の6回目に当たります。 物理学者ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン(1845−1923)は、1845年、旧プロイセン王国ライン州のレネップに生まれています。よく知られるように、長い間、医療の現場では、X線撮影が「レントゲン」と呼ばれていました。個人名が普通名詞として使用されるに至ったことを見てもわかる通り、百年以上も前にレントゲンが存在に気づいたX線は、学術研究や社会生活の場で利用価値の高いものだったのです。 1888年、レントゲンはヴュルツブルク大学の物理学正教授のポストに就いています。その後も、英国人理論物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェル(1831−1879)の電磁理論を裏付ける変位電流現象を発見するなど、レントゲンは数々の業績を残し、その功績が認められ1894年に同大学の学長に就任しています。 個体や液体に圧力を加えると、物性はどのように変化するか。その関心から、減圧された気体のなかを流れる陰極線に着目し、学長就任の翌年10月から「真空ガラス管」の実験を始めています。その翌月というごく短期間に、それまで知られることのなかった不思議な放射線の存在に気づくことになりました。レントゲンは、「未知」のものであるという意味で、その放射線を「X(エックス)線」と名づけ、それに関する予備ノート「新種の放射線について(Eine neue Art von Strahlen)」を、1895年12月28日付でヴュルツブルク物理医学会に送付したのです。 X線の発見により、人類はそれまで見たこともない世界を眼にするようになりました。レントゲンの発見が科学知を飛躍的に拡大させたのです。レントゲンは、X線が存在することを、人の手を撮影した写真や公開での実演で証明してみせたと言われます。実験の分かり易さが幸いし、様々な学術分野に応用可能であることがすぐに伝わり、多方面での活用につながったのです。レントゲンが1901年に第一回ノーベル物理学賞の栄誉に輝いたのは、当然のことだったのです。 レントゲンの科学的精神を顕示する人間性と学術的成果に関する、ヴュルツブルク大学所蔵の貴重資料の紹介は、今回が初めてのことになります。基礎科学を取り巻く研究基盤の劣化が危惧される今日、学術研究と社会生活の両方に瞠目すべき地殻変動をもたらした科学的発見の再検証は、時機を得たものと考えられます。 ※インターメディアテクの特別展示は、予め会期を定めない企画方針をとっています。TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-06-24 - 2021-04-01

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

内藤瑶子 「チャカ族の衝動」

概要

パークホテル東京の「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクトで『鯉』の部屋を制作した内藤瑶子の展覧会『チャカ族の衝動』を開催致します。 18歳のデビューからのライフワークとして、即興で描くドローイングの登場人物を、作家は自らの『親愛なる家族』という意味を込めて”チャカ族”と名付けます。油彩、版画をあわせて展示ご紹介致します。 生命力とユーモアとスピード感のある世界観をぜひご高覧下さい。 会場: Corridor Gallery 34(パークホテル東京34階)

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-08-03 - 2020-09-29

入場料

会場

パークホテル東京

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「アヴェス・ヤポニカエ(6) ――名と体」

概要

このシリーズは、日本画と、そこに描かれた鳥の標本を同時に展示し、鳥を見つめた画家の視点を提供する試みです。 河辺華挙(1844-1928)の編纂した『鳥類写生図』は粉本、すなわち鳥を描くときの手本となる図鑑あるいは紙に描いた標本です。生物の呼称は江戸時代にはかなり整備されていましたが、当時はまだ種名を1つに定めることはせず、多くの異名と共に記すのが常でした。今回の展示においては『鳥類写生図』より、敢えて現代語とは名前の異なる、あるいは種の同定に疑問のある図像を選び、関連する鳥の標本を並べて展示することとしました。これを現在の知恵で「不正確な資料」と言うのは簡単です。しかし、正確な同定を可能ならしめるには、数多の標本を集め、記載し、分類し、論文を発表し、名称を統一し、正確な図や写真を添付する、という長い道のりが必要でした。学名がなかった時代に、人々が何を見、何を思ってその生物を名付けたのか、実物と共にご覧ください。 [関連イベント] 【ライブ配信】(インスタライブ)展示紹介『アヴェス・ヤポニカエ(6) ——名と体』 日時: 8月19日(水)11:30開始(12:00終了予定) 11:30- 展示紹介/ライブ動画で展示物を映しながら 11:45- Q&A/特別展示に関する皆さんからの質問にお答え ※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

メディア

2D: 日本画

スケジュール

2020-08-06 - 2020-11-08

入場料

無料

会場

インターメディアテク

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

シャルロット・デュマ 「ベゾアール(結石)」

概要

エルメス財団では、アムステルダムを拠点に活動する写真家、アーティストであるシャルロット・デュマの展覧会「ベゾアール(結石)」を開催します。1977年、オランダ・フラールディンゲンに生まれたデュマは、現代社会における動物と人の関係性をテーマに、20年に亘り、騎馬隊の馬や救助犬など、人間と密接な関係を築いている動物たちを被写体としたポートレイト作品を発表してきました。2014年からは日本を訪問し、北海道、長野、宮崎、与那国島など全国8ヶ所を巡り、現存する在来馬を撮影し続けています。 本展「ベゾアール(結石)」は、デュマの近年の映像作品3点を中心に、動物と人間の関わり合いを再考するものです。ベゾアールは動物の胃や腸の中に形成される凝固物のことで、科学的に証明しうる医学的な現象からできた石でありながら、その存在は、古い伝承の中ではお守りや神秘的な想像と結びつくこともありました。デュマは、馬の撮影を通じて発見した原始の風景を紐解くように、馬と関連する品々や史料との対話を試み、生と死について問いかけます。私たちは、自然の一部として、動物や植物などと共存をすることでしか生きてゆくことはできません。ここで紹介するベゾアールや埴輪、木馬などの品々は、共存の一つの証でもあり、デュマの写真作品とともに、生の儚さをアレゴリカルに伝えてくれるでしょう。 また、本展は、デュマが数年来協働を続ける、テキスタイルデザイナーのキッタユウコによる藍染めの布を用いたインスタレーションや、建築家小林恵吾と植村遥による会場構成などにより、デュマの紡ぐ物語をいくつかの視点から見つめることができます。自然との対話に加わることのできる空間の中で、世界中がかつてないような状況に直面している今だからこそ、これらの作品は、自然や生命について心を開き見つめなおすきっかけを与えてくれるでしょう。

メディア

2D: 写真3D: インスタレーションスクリーン: 映像・映画

スケジュール

2020-08-27 - 2020-11-29

入場料

無料

会場

メゾンエルメス

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

笛田亜希 「東京散歩」

概要

un petit GARAGE 2020年夏の展示は、笛田亜希による個展『東京散歩』を開催いたします。 今回笛田は、東京という都市に居て自身が惹かれた風景を、四季を通じて描いています。日本、東京、そしてそこに生きる私達は、コロナ禍によりその在り方の変化を余儀なくされました。ですが今、改めてそんな東京の魅力に気づかせてくれるような、新鮮でありながらどこか懐かしい景色の数々が集まりました。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-08-17 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

un petit Garage

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「大丸有SDGs ACT5 × 東京ビエンナーレ2020 / 2021」

概要

この度、今夏の特別企画としてSDGs達成に向けた多様な活動を推進する「大丸有 SDGs ACT5」プロジェクトと共催し、「大丸有SDGs ACT5×東京ビエンナーレ2020/2021」を8月21日(金)より開催します。 今私たちは、新型コロナ感染症の拡大を受け改めて環境に負荷をかけない社会のあり方が求められています。気候変動や温暖化、社会の問題に対しアートは何ができるのでしょうか? 東京ビエンナーレ2020/2021参加アーツプロジェクトからは栗原良彰、Hogalee、ゲストアーティストとして廣瀬智央が特別参加します。会場は丸の内エリアとアートの取り組みが加速する有楽町エリアの2カ所。 [開催概要] ◯栗原良彰 「大きい人」(野外展示 ) 日時: 8月21日(金)〜8月30日(日)11:00-19:30 会場: 丸ビル外構 ◯Hogalee 「Emote-Girl」 日時: 8月21日(金)〜9月6日(日) 6:00〜24:30 会場: 丸ビル1階 マルキューブ ◯廣瀬智央 「フォレストボール」 日時: 8月21日(金)〜10月25日(日) 平⽇8:00〜23:00/⽇祝10:00〜23:00 会場: 新有楽町ビル1階 ※詳細は公式ホームページよりご確認ください。

メディア

2D: 絵画3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-08-21 - 2020-10-25

入場料

無料

会場

丸ビル

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

石井亨 「TODAY」

概要

⽯井亨は、2014年に東京藝術⼤学⼤学院 美術研究科美術専攻 博⼠後期課程を修了。2015年、⽂化庁 新進芸術家海外研修員に選出され、2年間、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で研修後2018年に帰国。現在は東京を中⼼に活動し、東京、京都、ニューヨーク、ロンドン等、国内外で個展を開催しています。 着物や帯の⽂様染として江⼾時代より継承され、⽇本の伝統的な染織技法である「⽷⽬友禅染」の技術を⽤いてユーモラスに現代社会を描いた⽯井の作品は、東京藝術⼤学⼤学美術館(東京)、モリカミ博物館(マイアミ)、ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)に収蔵されています。 「TODAY」と題された本展では、インターネット社会に発信される⼈物と⾵景画像の記録を、作家⾃⾝の⾝体⾏為(筆致の痕跡)を通して記憶に⽣成、再構築を試みることをコンセプトに2016年より描き続けているポートレイト、ランドスケープのドローイング作品群を展⽰いたします。 会場:銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー (スターバックス前展示スペース)

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-09-01 - 2020-09-30

入場料

無料

会場

銀座 蔦屋書店

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

オノデラユキ 「FROM Where」

概要

ザ・ギンザスペースでは、2020年9/8(火)から11/29(日)まで、ユミコチバアソシエイツと共同で、世界的に活躍する写真家・オノデラユキの個展を開催します。 1993年に渡仏したオノデラは、1995年に発表した「古着のポートレート」シリーズで注目を集め、以来、写真表現の可能性と領域を拡張する実験的な作品を次々と手掛けてきました。 「古着のポートレート」は、クリスチャン・ボルタンスキーの個展「Dispersion(離散)」(1993年)で展示されていた古着を10フラン払って袋一杯持ち帰り、モンマルトルのアパルトマンから見える空を背景に撮影した作品です。生と死、ファッションと身体、個人のアイデンティティとコミュニティの歴史など、様々な文脈からの解釈が可能で、オノデラの多義的な制作の出発点となった記念碑的作品です。 世界各国の美術館に収蔵されている「古着のポートレート」ですが、本展では初出より四半世紀の節目に、全52作品のうちオノデラ自身が厳選した15点を一堂に展示し、そのタイムレスな価値を問い直します。瞬時に情報が消費されていくデジタル社会において、時を経ても色あせない物の存在価値を再確認する試みです。また、暗闇で2台のカメラを向かい合わせ、被写体である片方のカメラのフラッシュ光だけで撮影した「camera」(1997年)も合わせて展示します。高低差のあるザ・ギンザスペースの空間的特徴を活かし、写真が生まれる瞬間とタイムレスな存在に昇華した瞬間を対比して見せる、空間構成も見どころの一つとなっています。ユミコチバアソシエイツ(新宿)では、オノデラの最新作を展示します。オノデラの出発点と、25年の時を経た現在とを同時にご覧いただける稀有な機会です。

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-08 - 2020-11-29

入場料

無料

会場

THE GINZA SPACE

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

ベッティナ・ランス 「『密室』No.5」

概要

今回の作品展は、Art Gallery M84の第100回目の展示として実施する個展です。「シャネル(CHANEL)」のムービーを手掛けたことで知られ、『ヴォーグ』『フィガロ』などの雑誌で活躍するフランスを代表する女性写真家 ベッティナ・ランス(Bettina Rheims)の当ギャラリー5回目となる個展。セルジュ・ブラムリーの小説とコラボレーションによる1990年から1992年に制作されたパリの女性達を撮影したヌード写真集(Chambre Close/シャンブル・クローズ=密室)で、あられもないポーズが話題となりヨーロッパだけでなく米国、日本、韓国、オーストラリア、モスクワでもベストセラーとなり世界中にその名が広がったと言います。海外では、ヌード作品により実力を評価される事も多々あり、世界的な写真家として名声を得る切っ掛けとなった貴重な作品約30点を展示します。

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-14 - 2020-10-03

入場料

入場料 500円

会場

Art Gallery M84

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「JAGDA新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美」

概要

クリエイションギャラリーG8(株式会社リクルートホールディングス運営/東京・銀座)では、 「JAGDA新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美」を開催します。 本展覧会は、 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(略称JAGDA)が発行する年鑑『Graphic Design in Japan』出品者の中から、 今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナーに贈られる「JAGDA新人賞」受賞者による展覧会です。 ※本展は事前予約制です、詳細は公式ウェブサイトをご確認ください

メディア

2D: グラフィックデザイン

スケジュール

2020-09-08 - 2020-10-15

入場料

無料

会場

クリエイションギャラリーG8

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

タカザワケンジ 「郷愁を逃れて」

概要

IG Phto Galleryでは2020年9月8日(火)よりタカザワケンジ展「郷愁を逃れて」を開催いたします。タカザワケンジは写真評論家として活動するかたわら、写真について考えるための手段として写真展を開いてきました。今回展示する「郷愁を逃れて」は1995年から97年にかけて撮影した写真群をもう一度見直し、構成したものです。 当時、作者は会社員として働いており、写真は会社内で同僚や上司を撮影したものです。写真に写っているのは1990年代初頭にバブル経済が弾けたあと、経済的な低迷期が長く続くことを予想することなく、鈍感にすごしている会社員の姿です。撮影から約四半世紀という時間がたち、歴史の一部となったイメージをもう一度見ることは、過去の価値観を検証することになるでしょう。 同様の試みは、今年6月に展示発表した「バブルのあとで」でも行われました。展示するイメージには重複するものもあります。しかし2つの作品はタイトルが異なっていることからもわかるように大きな違いがあります。「郷愁を逃れて」では、写真に写っている人びとの顔がはっきりとわからないように画像修正が加えられています。 人は「人」に興味を持つ動物であり、写真に人が写っていれば、まず人に目が引き寄せられます。写真に写っているのは実在する「誰か」であり、その人の容姿や表情に好悪を感じたり、キャラクターを読みとったりもします。 写真の主役は必然的に人間となり、服や背景はその引き立て役に後退します。彼らの人生の物語を想像することは、過ぎ去ってしまった時代への郷愁へと容易に接続します。「バブルのあとで」は結果として25年前を郷愁とともに振り返る展示になりました。 しかし、ノスタルジーは写真を見る楽しみの一つではありますが、すべてではありません。また、情緒的に写真に向き合うことには過去を肯定したいという欲求を満たすだけに終わってしまう危険性があります。  「郷愁を逃れて」は1990年代半ばから後半にかけての東京の、とある会社で起きていたできごとを、郷愁を回避して、歴史的な1コマとして検討することはできないだろうか、という問いから始まりました。 写真に写った人びとの顔を曖昧にすることで、個人の物語から歴史へと想像をめぐらせることができるのではないか。また、25年前と大きく変わったことの一つに、写真に撮られる側の権利──肖像権──が広く認められてきたという事実も無視できません。写真に写された顔は誰のものなのかという問いもこの作品から想起されるでしょう。 現在、私たちはコロナ禍という地球規模の危機の中にあります。多くの人にできることは外出を控え、人との接触を控えることです。そんな日常の中で部屋を整理し、過去の写真を見直した方も多いはずです。立ち止まり、考える──いまはそんな時期なのかもしれません。時はどんなことがあっても流れることを止めず、すべての写真にはたった一度きりしか起きなかった瞬間が写されています。そこにどんな意味があるのかを、展示を通じて探る試みです。

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-08 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

IG Photo Gallery

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

フジモリメグミ 「aroundscape」

概要

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-18 - 2020-10-01

入場料

無料

会場

エプサイトギャラリー(epSITE)

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

田中義樹 「ジョナサンの目の色めっちゃ気になる」

概要

※ウェブサイトでご予約の上、ご来場いただきますようお願いいたします。当日や直前でも定員に達していない場合は来場登録後ご案内が可能です。 田中義樹は、2019年5月の香港でのデモを題材にした作品「気分はサイトシーン」で第21回グラフィック「1_WALL」のグランプリに選ばれました。3種類の紙幣を拡大したドローイング、犬のオブジェ、レジデンスで香港に滞在していた時から、展覧会に至るまでの日記で構成された展示は、審査員から「現在進行形の難しいテーマを扱いながら、良い意味で軽快な表現に昇華している」「社会問題を自身で深く掘り下げた作品」と評価されました。 大学時代、彫刻を専攻する傍ら、劇団を立ち上げ、役者として舞台に立っていた田中は、大学卒業後もインスタレーションを主軸にした作品を発表する一方、パフォーマンスコントライブを行うなど、発表の形式に捉われることなく、活動をしてきました。それらの活動は、社会的な問題を扱いながらも、メッセージを強く訴えるのではなく、過去の美術作品や、ポップミュージック、映画など、様々なイメージをサンプリングしながら、おかしみに転換しています。 本展では、田中にとって初めて劇場でみた演劇である、チェーホフの「かもめ」をモチーフに、そこから連想ゲームのようにイメージを繋げていき、制作した作品群を展示します。グランプリ受賞から約1年後の個展をぜひご覧ください。 また、会期中の10月6日(火)には、アートディレクター、グラフィックデザイナーの上西祐理さんをゲストに迎え、作品のアイデアが形になるまでの過程をテーマに、トークイベントを行います。

メディア

3D: インスタレーション

スケジュール

2020-09-15 - 2020-10-17

入場料

無料

会場

ガーディアン・ガーデン

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「CADAN Showcase03 あなたの『顔』が見たかった」

概要

新スペース「CADAN有楽町」では、オープンを記念してメンバーギャラリーが参加するシリーズのグループ展「CADAN Showcase」を4回に渡って開催中です。シリーズ第3弾となる本展はSprout Curationの志賀良和がキュレーションを担当します。 出展作家: 有馬かおる、石原延啓、伊勢克也、小林エリカ、駒井哲郎、五月女哲平、佐藤純也、佐藤允、中原昌也、中野浩二、西村有、シュテファン・バルケンホール、南川史門、山元彩香、山本桂輔、横山裕一

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング2D: 写真3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-09-11 - 2020-10-04

入場料

無料

会場

CADAN有楽町

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「初秋のAllumage展」

概要

出展作家: 阿津美知子、市野裕子、岩谷吉晃、大石正巳、鈴木理絵、セキジュン、高下せい子、多田吉民、中野渡みね子、細井その子、山崎仁、脇嶋通

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-09-28 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

K's Gallery

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

山本紀生 展

概要

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-09-28 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

K's Gallery

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

谷口靖 展

概要

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-09-28 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

Gallery 58

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

加藤美紀 「幻」

概要

加藤美紀は、日本に根差す伝統や信仰、風習・風土などとそこに込められた人々の思いをくみ取り、それを背景にして、現代を生きる女性を時に可憐に、時に妖艶に、現実と幻の世界を行き来しながら描きます。 「記憶の断片に残るあの風景は、夢か現実かあるいは幻か。大きく揺れる世界の中で、祈り生まれる希望もまた幻(加藤)」 この度の個展では、時代とともに人々から生まれ、形作られ、継承される存在として息づく「幻」をテーマにした作品を発表いたします。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-17 - 2020-10-10

入場料

無料

会場

Gallery MUMON

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「いまから ここから」

概要

みつをの人生は、危機の連続と言っても過言ではありません。作品を書く上での苦悩や生活の苦労が次々に押し寄せてきます。いつも待ったなしでした。では、どのように切り抜けてきたのでしょうか?ここに一つの言葉があります。 “雨の日には雨の中を 風の日には風の中を” 「雨の日には、雨を、そのまま全面的に受け入れて、雨の中を雨と共に生きる。風の日には、風の中を、風といっしょに生きてゆく」と本人は書き残しています。そして「あたりまえだけれど、これは、常に前向きで、積極的に生きるということ」だとも。(『生きていてよかった』ダイヤモンド社より)コロナの時代をどう生きるか?みつをの言葉に何かヒントとなるものがあるかもしれません。

メディア

3D: 工芸

スケジュール

2020-09-18 - 2021-01-17

入場料

一般・大学生 800円、高校生・中学生 500円、小学生 200円、幼児 無料、70歳以上 600円、障害者手帳提示とその介護者 無料

会場

相田みつを美術館

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「公募 日本の絵画2018 大賞、準大賞、優秀賞 各受賞者 連続個展」

概要

次代を担う画家の育成、顕彰を目的として2012年からスタートした「公募―日本の絵画―」。隔年開催4回目の公募展で、応募作品数231点、応募者数172人のなかから厳正な審査の結果、選ばれた上位賞受賞者特典としての連続個展を開催します。受賞から約1年半の期間に制作された各新作、受賞作等のお披露目です。 [開催スケジュール] 大賞 深作秀春 展 2020年10月5日(月)~17日(土) 準大賞 西田理菜 展 2020年9月23日(水)~10月3日(土) 優秀賞 吉岡由美子 展 2020年9月14日(月)~19日(土) 優秀賞 田中正 展 2020年9月7日(月)~12日(土)

メディア

2D: 絵画その他: 公募展

スケジュール

2020-09-07 - 2020-10-17

入場料

無料

会場

永井画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

孫家珮 「水辺の静寂に包まれて」

概要

朝靄、水面、光と影が織りなす静かなリズム、孫家珮が描く作品をイメージする時、脳裏に思い浮かぶ言葉の数々は、絵を見る人々がその叙情的な風景の中でそれぞれの物語を紡いでいく為のキーワードでもあります。 少年時代の夏休みを過ごした懐かしい場所が現実と交錯する江南水郷の幻想的な風景、空気や風、湿度も陽射しも東洋とは異なる西洋の風景、そのどちらもが心地よい憩いの場として温かい記憶の中に蘇る景色であるよう作家はキャンバスに向かいます。18回目を迎える今展では、自由な旅がままならぬ春以降の鬱屈した感情を少しでも晴らして、詩情豊かな作品世界との対話を楽しんでいただけましたら幸いです。30余点の新作による展観を、どうぞご堪能下さい。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-20 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

シルクランド画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「昭和会展ニューヨーク賞受賞記念 原太一展」

概要

昭和会展ニューヨーク賞受賞記念 原太一展のご案内を申し上げます。一昨年、昭和会展にてニューヨーク賞を受賞された原太一先生が、初個展を開かれることになりました。画中のウサギが空想世界に誘う画風で高い評価を受け、受賞後はニューヨークや台北など世界に活躍の場を広げていらっしゃいます。 今回は受賞記念展ということから、「主人公=ウサギ」が、憧れの地ニューヨークへと旅立ち、道中の試練や初めて見る自由で世界で様々な経験をし、そして旅先で自らを見つめなおすというストーリー仕立ての展覧を構想されたとのこと、旅の出発のシーンは日動画廊の扉を開けて!という何ともにくい演出をしてくださいました。また、これまで取り組まれてきた独創的な登場物のイメージにとどまらず、現実世界の風景を多分に取り入れるなど、新たな挑戦が見られ、作家として前進せんとする意気込みが感じられます。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-24 - 2020-10-05

入場料

無料

会場

日動画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「もうひとつの江戸絵画 大津絵」

概要

※ご来館前に日時指定のローソンチケットをご購入ください。 これまで大津絵の展覧会は、博物館や資料館で開催されることが多く、美術館で開かれたことはほとんどありませんでした。それは大津絵が、主として歴史資料、民俗資料として扱われてきたからですが、本展では、大津絵を美術としてとらえ直し、狩野派でも琳派でもなく、若冲など奇想の系譜や浮世絵でもない、もうひとつの江戸絵画としての大津絵の魅力に迫ります。 大津絵は江戸時代初期より、東海道の宿場大津周辺で量産された手軽な土産物でした。わかりやすく面白みのある絵柄が特徴で、全国に広まりましたが、安価な実用品として扱われたためか、現在残されている数は多くありません。 近代になり、街道の名物土産としての使命を終えた大津絵は、多くの文化人たちを惹きつけるようになります。文人画家の富岡鉄斎、洋画家の浅井忠、民藝運動の創始者である柳宗悦など、当代きっての審美眼の持主たちが、おもに古い大津絵の価値を認め、所蔵したのです。こうした傾向は太平洋戦争後も続き、洋画家の小絲源太郎や染色家の芹沢銈介らが多くの大津絵を収集しました。 本展は、こうした近代日本の名だたる目利きたちによる旧蔵歴が明らかな、いわば名品ぞろいの大津絵約150点をご覧いただこうというものです。 ※会期中展示替えがあります。

メディア

2D: 絵画2D: 日本画

スケジュール

2020-09-19 - 2020-11-08

入場料

一般 1200円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無料

会場

東京ステーションギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

下川晋平 「Neon Calligraphy」

概要

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-23 - 2020-10-06

入場料

無料

会場

銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

村上悠太 「つなぐ旅 - その、日々へ - 」

概要

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-17 - 2020-09-30

入場料

無料

会場

キヤノンギャラリー 銀座

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

鹿野貴司 「#shibuyacrossing」

概要

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-18 - 2020-10-01

入場料

無料

会場

ソニーイメージングギャラリー 銀座

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「Gallery selection」

概要

メディア

2D: 絵画2D: 写真3D: 彫刻・立体3D: インスタレーション

スケジュール

2020-09-16 - 2020-10-24

入場料

無料

会場

ギャラリー小柳

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「VISUALIZE なるほど / だったりしてのデザイン」

概要

「VISUALIZE 60」に先駆けて開催する、VISUALIZEへの入り口となる展覧会です。本質をすくい取り可視化することで、初見の驚きよりも深い理解や共感を生み出す。構想した未来を可視化することで、社会にその必要性や可能性を投げかける。そんな2つの側面が体現された6プロジェクトの展示を通して、VISUALIZEというクリエイションに触れていただきます。

メディア

2D: グラフィックデザイン3D: プロダクト

スケジュール

2020-09-16 - 2020-10-12

入場料

無料

会場

松屋銀座 デザインギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「ムーミン コミックス展」

概要

※新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、本展の入場はすべて「日時指定制」といたします。 ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソン(1914-2001年)による初めての漫画は1947年にスタート。その後1954年からは、イギリスの『イブニング・ニューズ』紙で連載が始まり、弟のラルス・ヤンソン(1926-2000年)の協力を得て、20余年に亘り続くことになります。このムーミンコミックスの存在により、ムーミンが広く知れ渡るようになり、今日のムーミン人気につながっていきました。 本展では「ムーミン75周年」を記念し、ムーミンコミックスにスポットを当て、日本語未邦訳となっているストーリーやコミックスだけに登場する個性的なキャラクターなどを紹介いたします。キャラクターの設定画やスケッチ、原画など日本初公開となる280余点を通じて、楽しくも奥深いムーミンたちの豊かな世界をお楽しみください。

メディア

2D: イラスト2D: ドローイング2D: マンガ

スケジュール

2020-09-24 - 2020-10-12

入場料

一般 1200円、高校生 700円、中学生 500円、小学生 300円

会場

松屋銀座

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「ポーラ ミュージアム アネックス展 2020」

概要

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、当面の間、開館時間を短縮し、ウェブサイトでの事前予約制に致します。 ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)は「ポーラ ミュージアム アネックス展 2020」について、臨時休館により会期途中で閉幕した前期展を2020年9月26日(土)~10月11日(日)に、開幕が延長しておりました後期展の会期を10月15日(木)~11月15日(日)に変更し、開催することに決定しました。 本展では過去に公益財団法人ポーラ美術振興財団での若手芸術家の在外研修に対する助成において、採択されたアーティストの作品を展示します。ポーラ ミュージアム アネックスでの発表をきっかけに、今後の活動に活かしていただきたいという趣旨から開始致しました。今回も昨年に引き続きポーラ美術館 木島俊介館長 監修のもと、前期は「真正と発気」、後期は「透過と抵抗」というテーマにて、合計6名の作家をご紹介します。若手芸術家の在外研修に対する助成とは、公益財団法人ポーラ美術振興財団が毎年実施している活動のひとつで35歳以下のアーティストを対象に海外での研修を援助し、日本の芸術分野の専門性を高めていこうとするものです。 [開催スケジュール] 前期: ポーラ ミュージアム アネックス展2020 – 真正と発気 – 会期: 2020年9月26日(土) – 10月11日(日) *会期中無休 参加アーティスト: 太田泰友・寺嶋綾香・半澤友美 後期: ポーラ ミュージアム アネックス展2020 – 透過と抵抗 – 会期: 2020年10月15日(木) – 11月15日(日) *会期中無休 参加アーティスト: 青木美歌・林恵理・中村愛子

メディア

2D: 絵画3D: 彫刻・立体3D: インスタレーション3D: 工芸その他: 公募展

スケジュール

2020-09-26 - 2020-11-15

入場料

無料

会場

ポーラ ミュージアム アネックス

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

山崎櫻子 展

概要

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-28 - 2020-10-04

入場料

無料

会場

Oギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

二木あい 「 中今 ~ Naka – Ima “Here and Now” ~」

概要

メディア

2D: 写真

スケジュール

2020-09-24 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

ART FOR THOUGHT

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「第14回 shiseido art egg 西太志展」

概要

西は、虚構と現実の境界や匿名性をテーマに制作を行い、絵画と陶土で形づくられた立体作品を通じて、画像と物質性の相互関係を探ります。世界中に氾濫する情報に対して、自身の体験や記憶を織り込みながら再構築する行為は、作家にとってのリアリティを追求するものであり、絵画と現実世界を対比する試みは見るものに新たな景色を提示するでしょう。

メディア

2D: 絵画3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-10-02 - 2020-10-25

入場料

無料

会場

資生堂ギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「第23回 正木美術館展」

概要

大阪の泉北郡忠岡町にある正木美術館は、中世水墨画や墨蹟を中心に茶道具、仏教美術作品、考古資料などを幅広く所蔵しています。本展は東京汐留パークホテル東京25階のアトリウムで23回目となる展覧です。今回は当館コレクションの中から、装飾に用いられた草花文様をテーマに作品をご紹介いたします。草花は単に姿かたちの美しさが愛でられるだけでなく、吉祥性を表す特定のイメージと結びつきながら美術作品にも多く取り入れられてきました。作品を彩る草花の美しさや象徴的意味を通じて、日本で愛でられてきた意匠をお楽しみください。 会場: パークホテル東京 25F アトリウム

メディア

3D: 工芸3D: 陶芸

スケジュール

2020-09-11 - 2020-12-10

入場料

無料

会場

パークホテル東京

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「危機の中の都市 COVID-19と東京2050(β)」

概要

東京大学工学部社会基盤学科「危機の中の都市 COVID-19と東京2050(β)」展を開催します。本展は、COVID-19によって激変した都市の状況を、どのように理解し、計画・設計していくことができるのかを考える展示です。 前半の「危機の中の東京 その未来2050」パートは、COVID-19 による災害を過去の災害史の中で捉え、今、都市で何が起きているのかを実感と共に考える展示です。後半の「リモート都市設計へ」パートでは、東京大学工学部社会基盤学科3年生がフルリモートで行った演習課題のプロセスと成果を通じ、リモート下での都市設計のあり方を考えます。こうした変化を経て、将来の国土像を、中央の巨大な国土模型に表現しています。東京と、様々な美しい地域とは、今後どのような関係を結ぶことができるのでしょうか。また、展示と合わせて「海の手線ライド」と題したスタディツアーを実施します。 外にベンチとサインが置かれることで、展示室は新東京駅として、海の手線の始発駅になります。展示を見た後に、実際に各地を回っていくことで、リアルな風景はどのように変わって見えるでしょうか。展示は、オンライン・オフラインを併用して製作されました。その制作風景を撮影した映像も展示されています。リアル・バーチャルが渾然一体となった様々な体験が、これからの都市を共に考えていくきっかけになれば幸いです。 [関連イベント] スタディツアー: 海の手線ライド ツアー場所: GOOD DESIGN Marunouchi→豊洲〜東雲〜辰巳エリア→砂町・大島エリア→両国→東京駅近辺 所要時間: 4時間30分(予定/最大見込み時間) 対象: 中学生以上(原則としてお一人での参加となります) 参加費: 500円(ツアー保険料) 移動手段: 車両および徒歩,自転車 [参加者のご負担はありません] ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

メディア

3D: 建築

スケジュール

2020-09-18 - 2020-10-08

入場料

無料

会場

GOOD DESIGN Marunouchi

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

別所洋輝 「みちしるべの先に」

概要

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-21 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

十一月画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

下角宗範 展

概要

削り出した木材を組み合わせ、木目の温かみを生かしつつカラフルに彩色された下角宗範さんの作品を、書店内のカフェコーナーにお迎えしました。ユーモラスで不思議な形状をじっと見ていると、どこか別の世界への扉が開きそうな、そんな気持ちも湧き上がってきます。 会場: 銀座 蔦屋書店内カフェ アートコーナ

メディア

3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-09-15 - 2020-10-31

入場料

無料

会場

銀座 蔦屋書店

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「追悼 井上康徳白磁展」

概要

有田焼を代表する陶芸家の一人で日本工芸会正会員、井上康徳さんの和光で10回目となる個展を開きます。今回、まずご覧いただきたいのが、40年ほど前の西部伝統工芸展で、初入選した作品「薄染楕円形蓋物」です。「今展のテーマを何にしようかと考えた時、以前作ったこの作品に目が留まりました。焼き物を始めたばかりの当時、楕円の形にするためにかなり苦労しました。しかし、これをきっかけに白磁とはどういうものかが少し分かり、作陶を続けるという決意に繋がりました。皆様にこの私の原点と、変遷も見ていただきたいと思いました」。 井上さんの父は、白磁の重要無形文化財保持者(人間国宝)・井上萬二さん。父のもとで轆轤の高い技術を身につけ、ご自身の白磁の世界を一歩一歩広げられてきました。「今回、マット釉を初めて使ったり、釉薬の色の組合せを変えたり、形や色のバリエーションを増やすなどしました。前回からわずか3年ですが作品の変化を感じていただければ幸いです」。壺や鉢、花器に加え、食器も豊富に取り揃えています。「普段の生活に取り入れられる作品を作りたいと常々考えています。ですから、使われる方なりのアイディアで楽しんでいただけることが作り手としての一番の喜びです」。井上さんにしか創れない、温かみのある、そして清潔感のある白磁の世界を存分に楽しめる展覧会です。

メディア

3D: 工芸

スケジュール

2020-10-01 - 2020-10-11

入場料

無料

会場

和光ホール

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

篠田教夫 展

概要

日本を代表する鉛筆細密画家、篠田教夫。その作品を初めて目にした時、絵とも写真ともつかぬ緻密な画面に圧倒されるのではないでしょうか。そうして画面全体に目を凝らしている内に、恐ろしい程の精密さと密度に魅了されることでしょう。 篠田は独学で油絵を習得し、次第に鉛筆画へと移ります。その過程にどれほどまでの熱量と時間を費やしたかは想像するに及びません。篠田の作品は、単なる写実を超えて、一つの技術の極致に到達した人間の圧縮された精神性そのものとも言えるでしょう。 本展では、新作や近年の作品を主軸に、過去の作品や資料を交え、篠田の回顧展ともいうべき展示を行います。 また当画廊2階 SEIZAN GalleryTokyo 凸においても同会期にて作品を展覧致します。 ※SEIZAN GALLERY TOKYO 凸は開館時間11:00~17:00、土曜は完全予約制となります。

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-09-28 - 2020-10-09

入場料

無料

会場

靖山画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

MATTHIAS WEISCHER 展

概要

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-23 - 2020-11-15

入場料

無料

会場

ケーニッヒ・ギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

NORBERT BISKY 「METROCAKE」

概要

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-23 - 2020-11-15

入場料

無料

会場

ケーニッヒ・ギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

友清大介 「life work」

概要

描いていくうちに変化する絵を楽しんでいるような友清大介の作品。オールドマスター絵画へのリスペクトを持ち続け、キャンバスに向かっています。スペインで学んだ後、関東に制作の拠点を移し、7年ぶり2回目の個展となります。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-24 - 2020-10-03

入場料

無料

会場

ギャラリー アートもりもと

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

ESPY ONE 「NOT NECESSARY FOR THIS WORLD」

概要

このたび和田画廊では、9月19日(土)より「 ESPY ART EXHIBITION 2020“NOT NECESSARY FOR THIS WORLD”展」を開催いたします。 EPSY ONEは、子供の頃からアメリカのカルチャー、その中でも特にスケートボードとホラー映画から強く影響を受け、日本のアニメや漫画を骨組にオリジナルのキャラクターを生み出しています。本展ではESPYの特徴である、ダークなモチーフをポップなカラーリングで構成した作品がご覧いただけます。皆様のご来廊心よりお待ち申し上げます。

メディア

2D: 絵画

スケジュール

2020-09-19 - 2020-10-31

入場料

無料

会場

和田画廊

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

松浦浩之 「THE APPLE 新作マルチプル作品展示会」

概要

※当面の間はオンライン予約による入れ替え制にてご来場者様をご案内いたします。ご予約は公式ホームページにて、10月1日より承ります。 松浦浩之は1964年東京生まれ。2005年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』でデザイナーからアーティストへと転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げながら、国内外で作家活動を行っています。2017年、オランダのVolkenkund Museum(ライデン)と Tropen Museum(アムステルダム)で開催された展覧会『Cool Japan: World Fascination in Focus』では、高さ4メートルの大作<Uki-uki>(2012)を出品し、展覧会のメインPRイメージとして使用されました。同展はその後ベルギーのMuseum aan de Stroom(アントワープ)に巡回し、好評を納めました。また現在、台北(台湾)の誠品画廊にて12年ぶりの個展となる『SUPER ACRYLIC SKIN - Quiet World』が開催中です。 松浦は2008年に<Windy Bunny Red/ USE YOUR EARS>、2018年に<Ducky Brigade>と、これまでにソフビ素材を使ったフィギュアのマルチプル作品を二度発表しています。テレビアニメの影響を受けて育ったアーティストは、子供の頃に接したソフビ人形の感覚が今でも制作の原点となっていると語っています。今回展示する<THE APPLE>では、松浦はこれまでのソフビ作品にみられた可愛い要素からは距離を置き、メッセージをよりダイレクトに伝えたかったと言います。モチーフとなった「りんご」に含まれる様々な含意は、白黒の強いコントラストのもと、大きな振幅で揺れ動き、少年の姿に捉えがたい魅力を与えています。 <THE APPELE>は初めにフィギュア作品として制作が開始され、ペインティングや、松浦にとって新たな取り組みであったシルクスクリーンへと展開しました。本展では、ソフビやシルクスクリーンに加え、ナイロン樹脂製のより大きなフィギュアも展示いたします。3Dプリンターの技術を用いたこの作品は、現在、台湾の個展で展示中ですが、日本では初公開となります。そのほか、新作ペインティング、ドローイング作品も複数出品予定です。

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-10-03 - 2020-10-17

入場料

無料

会場

東京画廊+BTAP

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

「いきることば つむぐいのち 永井一正の絵と言葉の世界」

概要

日本においてもコロナ禍がいよいよ深刻化してきた頃、1冊の本、『いきることば つむぐいのち』が芸術新聞社より刊行されました。長年の創作活動のなかから生まれた、永井一正氏の“言霊”と“いきものたち”から紡がれた本書は、まさにこの状況と共鳴し、心にしみるものでした。「人間は地球上の生き物のひとつでしかない。」(本文p12)、「共に生きていく。すべてはつながっているから。」(本文p194)・・・今まで好き勝手に生きてきた人間どもが、いよいよ“共生”ということを真剣に考えなければならない窮地に追い込まれていることを、痛感させられる言葉が並びます。 今秋、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、この本の豊かな世界観を展覧会というかたちで、立体的に展開することを試みます。1階では、『いきることば つむぐいのち』と、東日本大震災を機に刊行された『つくることば いきることば』のなかから厳選した絵と言葉による、異空の森が出現します。地階では、1980年代後半から現在まで、常に変化を遂げながら生みだされ続けている「LIFE」シリーズのいきものたちが、生き生きと躍動しはじめます。 今までの価値観を見直し、共生の時代を生きるエールとして、ご覧いただけましたら幸いです。また、展覧会に合わせて、高精細印刷技術で制作した永井一正氏の作品集も刊行予定です。

メディア

2D: 絵画2D: ドローイング

スケジュール

2020-10-09 - 2020-11-21

入場料

無料

会場

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...

GO KOYAMA 展

概要

※本展覧会期中はアポイントメント制での運営となります。

メディア

3D: 彫刻・立体

スケジュール

2020-09-26 - 2020-10-11

入場料

無料

会場

CURATOR’S CUBE

地図

Google Mapsで確認

近くのイベント

Get near events...